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チラシなど、告知物に入れたほうがいい(入れない方がいい)事項

かえっこ開催に向けてのチラシなどを作る時、
このあたりの内容は入れておくほうがいいでしょう。

●かえっこのシステムをイラストや漫画で説明する。
システムは文章だけで説明すると子どもが見ません。マンガなどになっていると、経済風刺でも喜んで見ます。

●要らないおもちゃや絵本、CD、アクセサリー、文具、雑貨などを持ってくるように呼びかける。
おもちゃを持ってこなくてもポイントをもらえるのは確かですが、圧倒的にポイント数に差が出ます。持ってくるに越したことはありません。持ち込むおもちゃの品目はお任せしていますが、大抵は対戦ゲームのカード(トレーディングカード)のみお断りしています。そういうことも明記しておくほうが良いでしょう。最近、「粗品、いわゆるオマケについてくるもの、お子様ランチやファーストフードのセットおもちゃを省く。文房具も新品に限る」という枠を設けてしまったところがあり、それにあわせたおもちゃの貸し出しを求められて対応に苦労しました。これでは親や親戚などにわざわざねだって買ってもらったもの、プレゼントされたものを持ち出すことになります。通常、壊れていても、汚れていても、それなりの査定になりますが、引き受けています。手作品が多くて困ることもありますが。

●持ってくるおもちゃはお家の人にも相談して決めるように呼びかける。
子どもにとっていらないものでも、親にとっては誰かの形見であったりすることもありうることです。この一言を入れておけば、少なくとも責任を問われることは回避できるかと。でももしそのようなことがあれば、できるだけのことはしてあげてくださいね。

●要らなくなったモノ(おもちゃ)を使った、こどもの体験・あそびを促す活動ですから、大切なものを持ち込まないでくださいとお願いする。
参加資格として「子どもと子どものこころを持った人」を明記する

これは主に大人(保護者)にたいする呼びかけです。
時々地域行政や商業施設のサービス事業と同じように考えられてしまい、「壊れていた」「部品が足りなかった」と翌日になって返品を要求されたり、「これは××円もしたのに」とバンクの評価に大人の金銭感覚で苦情を言ってきたり、「同じおもちゃなのに評価ポイントが違った」とバンクマンの価値観の違いに目くじらをたてたりする、「子どものこころを持たない」、つまり参加資格のない人が主催者を困らせたり…ということがおこります。
そんな時、この説明ですべて解決するのでは?というわけです。
基本的に要らないものを持ち寄ってその中から欲しいものをもらってカエル。それだけではつまらないからお店やさんごっこ形式にして、ゲームを楽しむ…ということですから、
持ち寄られたものは「ごみ」とも呼べる代物です。壊れていて当然。汚れも当たり前。ぬいぐるみはもって帰ったらまず洗濯しないと!自分で部品のそろい具合を確かめ、掘り出し物を見つけることができれば、ラッキーですよね?
そういうことを、参加者に理解してもらうのって、大切みたいです。

★★★持ち込みのおもちゃについての制限はお勧めしません。★★★
「ごみ捨て場と勘違いされているような…」とか「スタンプを押すのが大変でバンクに行列ができてしまう」などの理由で、持ち込みのおもちゃの点数を、3個~10個など、制限されているところがあるようですが、半年・一年とおもちゃを貯めて参加できる機会を待っている子もいます。がっかりさせないで。
★バンクに行列ができないように、バンクマンの子どもに事前の練習をさせたり、2人ひと組で査定とスタンプの分担分けをしたり、整理券を発行したり、窓口の数を増やしたり…対策はいくらでもあります。
★明らかにゴミのようなモノを持って来られたら、極端に安く「まとめて2ポイントで」とかで買い取ってはいかがでしょうか?
悪意を感じるようなひどい場合は、はっきりそれを伝えて、マイナスポイントもアリかな?と思います。子どものバンクマンからは言いにくいようなことは、大人も手伝ってあげて、「これはちょっと売り物にならなさそうだから、引き取っても良いけどポイントにはならないと思うよ?」とか、
「お客さま~いくらなんでもこれはゴミじゃないですかぁ~?」とか、横で言ってあげると、バンクマンキッズも勇気が出ますね!
★「壊れているもの」をお断りしているところも意外と多いのに最近気づきました。そもそもどこで「壊れている」という線引きをするのかという問題もありますが、壊れたおもちゃの持ち込みを断ってしまうと、逆に扱うおもちゃへの品質保証を求められることにつながります。かえっこ事務局から貸出しするおもちゃは、動作確認など、していません。「オークションで高額で競り落としたおもちゃが、家に帰ってみると壊れていた」というような苦情?がよく寄せられますが、そういう苦情がでるのは大抵、「壊れたおもちゃは持ってこないでね?」とチラシに書いてある開催地だったり…。「これは壊れているから受け付けられません」と判断してバンクで突き返す。それを「お店屋さんごっこの遊び」としてスタッフ参加しているバンクマンの子どもに強要するのは、「大人の都合を押し付ける」行為だと思われませんか?
★地域の「おもちゃ病院」さんに出張をお願いして、特にオークション台に載っているものなど、動作確認や部品の確認、修理などをその場で子どもたちと一緒にやっていただけると、折り紙や塗り絵などに興味のない小学生男子なんか、その仕事に熱中しそうですね。親子ワークショップとしてもお勧めです。
by kaekkonet | 2012-05-07 00:27 | kaekko豆知識 | Comments(0)

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